|
■
大腸がん予防には適度な運動を
大腸がんは欧米に多くみられましたが、日本でも急激に増加しており、近い将来、がんの中で患者数がトップになると予想されている病気です。その原因は食生活の欧米化によるものと考えられます。
ある調査で、立ち仕事中心の人と、デスクワーク中心の人とを比較してみたところ、デスクワーク中心の人の方が結腸がんが発症する相対危険度が高かったという結果がでています。つまり運動量の少ない方が発症の危険性が増すと考えられます。
運動によってなぜ大腸がんが予防できるのか、これは便秘と関係があります。
食生活の欧米化により、動物性脂質や動物性タンパク質の摂取量が増えたのに対し、炭水化物や食物繊維の摂取量が減っているため便が大腸内に留まる時間が長くなります。
運動によって便秘を解消すれば、便に含まれる発がん物質と腸の粘膜との接触する時間が短くなります。それにより大腸がんにかかる危険性を低める事ができるのです。また、運動することで腸粘膜の再生に影響すると言われるインスリンや胆汁酸のレベルに影響し、がん発症を予防しているとも考えられます。
運動は、よく知られているように生活習慣病(肥満や高血圧など)の予防にも大変効果的で、がん予防にもつながります。日頃から適度な運動を心掛けましょう。
|